アルゼンチン代表ストライカー、ゴンサロ・イグアイン。実は父もサッカー選手。父ホルヘ・イグアインは息子ゴンサロとは異なり、センターバック選手。アルゼンチンのボカ・ジュニオルスやリーベルプレートだけでなく、フランスのクラブでプレーした経験も持つ。その父のキャリアも関係し、ゴンサロ・イグアインはアルゼンチンではなく、フランスで生まれている。しかしながら、生後10ヶ月でアルゼンチンへ家族とともに渡り、名門リーベルプレートのユースチームに入団。その才能を開花させる。2006/2007シーズンの冬の移籍でスペインのレアルマドリードへ移籍。

デビューした2006/2007シーズンのビセンテカルデロンアトレチコ・マドリードのホームスタジアム)でのマドリードダービーで貴重な同点ゴールを決めたものの、ルート・ファン・ニステルローイが前線に君臨するチームではコンスタントに出場する機会を得られなかった。転機が訪れたのは、2008/2009シーズン。ファン・ニステルローイの怪我により、イグアインにチャンスが訪れ、スターティングメンバーの座をヨーロッパを代表するレアルマドリードで勝ち取る。このシーズンはラウール・ゴンサレスの18ゴールを抜き、22ゴールをマーク。チーム内得点王に輝き、リーグの得点ランキングでも、フォルランエトー、ビジャ、メッシに次ぐ、5位となった。しかしながら、2010年の怪我による離脱後はベンゼマに出場機会を奪われてしまい、2013年にナポリ移籍を決断。