私の中で最強のキャラクターは白ひげ。エドワード・ニューゲートです。彼の器のデカさは原作を読んでいる人なら、よくわかっていると思います。

 

「いや・・・俺は行けと言ったはずだぜ息子よ」海賊の掟を破ったティーチを独断で追いかけた結果海軍に捕らえられたエース、その後悔の言葉に彼が言ったこの言葉は、私の胸にぐっときました。「ばかな息子を、それでも愛そう、仲良くやんな・・・エースだけが特別じゃねぇ・・・みんなおれの家族だぜ・・・」自分の配下の海賊(息子)がセンゴクの計略にはまり、白ひげを襲撃、そんな彼を負傷した体で抱きしめて言うこの言葉は、彼の船員・配下にたいしての深い愛情がうかがい知れます。「興味はねェが…あの宝を誰かが見つけた時…世界はひっくり返るのさ…!! 誰かが見つけ出す その日は必ず来る… "ワンピース(ひとつなぎの大秘宝)"は実在する!!!」頂上戦争終盤の言葉、消えかける命の炎を言葉に乗せて、新たな大海賊時代の種火とした言葉は、読者皆の心に残る旧世代の終わりと新時代幕開けとなる言葉だったことでしょう。